台湾のおすすめお土産：佳徳糕餅のパイナップルケーキ

朝8時OPEN。常に行列ができる台北の老舗

「台湾土産」の代表格といえば、パイナップルケーキ。ほっくりとした生地の中に、パイナップルの餡（あん）が詰まった焼菓子はお店によってレシピがあり、味も食感もさまざまです。

現地では、スーパーやコンビニでも気軽に購入することもできますが、上級品を求めるならやはり専門店がおすすめ。

なかでも、1975年に創業した「佳徳糕餅（ChiaTe）」のパイナップルケーキは、台北市が2006年から主催する「パイナップルケーキ大会」で初代グランプリを獲得し、以来、数々の賞を獲得している実力派。

昔から地元で親しまれてきた、台湾では知らない人はいないと言われるほどの有名店です。

人気の理由はバラエティ豊かなフレーバー

赤い箱に入って、見ためにも可愛いパイナップルケーキ。

「佳徳糕餅」一番のこだわりは、厳選された素材にあります。餡には台湾産のパイナップル、生地には純天然バターを使用。人工的な油脂は使わない手作りなので、安心していただけるのが嬉しいですね。

「１つ購入」から「箱買い」まで可能

また、厳選された素材もさることながら、バラエティに富んだフレーバーが味わえるのも「佳徳糕餅」の大きな魅力。

蔓越苺（クランベリー）、草苺（いちご）、桂圓（りゅうがん）、哈蜜瓜（メロン）、梅鳳（ウメ）といった台湾らしい果物などが餡に取り入れられ、定番のパイナップル以外にもいろんな味を楽しむことができます。櫻桃鳳梨（サクランボ&パイナップル）、胚芽核桃鳳梨（胚芽&くるみ&パイナップル）といったミックスタイプもあり、パイナップルケーキ単品よりレア感がグッと増すので、食通な方へのお土産としてもきっと喜ばれますね。

ちなみに、こちらのお店では1個から購入でき、箱買いしたい場合は棚の下に置かれた箱（6・12・20個用）を手に取って、自分で箱詰めができます。

原味鳳梨酥（パイナップルケーキ）は1個30元前後、他の味は1個35元前後です。

パイナップルケーキ以外の台湾菓子にもご注目

また、台湾人が日頃から楽しんでいる「クッキー」や「ヌガーサンド」といったお菓子もお土産に好評。

サクサクと歯ざわりの良いクッキーは、紅茶や台湾茶と一緒に楽しみたくなる素朴な味わい。ヌガーサンドは、塩味の効いたクラッカーにヌガーを薄くサンドし、表面に葱（ねぎ）を散りばめた、台湾では定番のお菓子です。

ひと味違った現地のお菓子と一緒なら、お土産話も盛り上がりそうですね！

MRT松山線の開通後は、以前より断然行きやすくなり毎日たくさんの人で賑わっています。平日でも行列ができていることが多いため、時間に余裕を持って立ち寄ってみてください。