BLACK PARTY

Black Party

6つの個性が出会う、
6部門対談

誰かが言いました。「感動のあるエアラインであるためには、まず我々が日々感動していないと」。ここに登場したのは、立場もキャリアも異なる6名の社員たち。「スターフライヤーらしさとはなんだろう」をテーマに繰り広げられる、スターフライヤー史上初の6職種対談。その様子を、少しだけのぞいてみましょう。

A
総務人事 兼 客室乗務員
2016年入社
B
企画管理
2007年入社
C
経営戦略
2005年入社
D
空港グランドスタッフ
2017年入社
E
パイロット
2011年入社
F
整備技術
2018年入社

バトンを繋ぐ
仲間たち。

企画管理B:

まずは入社のきっかけから話してみましょうか。私は最初、テレビ番組で知ったんですよ。黒い飛行機が飛ぶって。当時すでに決まりかけていたお仕事があったのですが、お断りしてこちらへ…。

経営戦略C:

私もテレビ番組を観て知りました。黒い機体と全席モニターはかなり衝撃的でしたよね。もう15年くらい前の話ですけど。

グランド
スタッフD:

私は大学で募集していたインターンシップの中にスターフライヤーがあって、もともと航空会社って自分にしてみればすごく遠い存在だったのですが、一方では憧れもあり、この機会に挑戦してみようと思って参加しました。その時つきっきりで教えてくださったのがCさんなんです。

客室乗務員A:

そんな繋がりがあったのですね。

経営戦略C:

立派になった…(泣)

一同:

(笑)

グランド
スタッフD:

当時から社員のみなさんすごく優しくて。大学生の私にしてみれば、みなさんのお仕事ってすごく難しい内容だったはずですが、わかりやすく教えてもらえました。その時から私は、スターフライヤーの一番の魅力は人だと思っています。

パイロットE:

確かにそれはありますね。僕は以前、他社でパイロットを目指していたのですが、空港で出会うスターフライヤー社員には当時から注目していましたよ。ホームページで見た「感動のあるエアライン」という言葉が一番端的に示していますけど、お客様目線でふれあいを大切にする航空会社って感じがして魅力的でした。きちんと人の体温を感じるというか。僕はここで活躍したいって思いましたね。

整備技術F:

僕は整備技術という仕事の性質上、お客様と顔を合わせる機会がなかなか持てません。スターフライヤーの顔としてお客様の前に立つみなさんには、正直、憧れますね。

客室乗務員A:

そう言えば、つい先日、沖縄行きの便が整備作業のため、欠航しそうな時がありましたよね?出発間際まで整備作業を行っていて、欠航する可能性が高い状況でした。グランドスタッフは、万が一の欠航に備え、振り替え便を手配していましたし、客室乗務員の私たちは、整備作業が終了した場合に備えて、お客様をすぐに機内にご案内できるよう準備をしたり…、それぞれの立場でお客様のことを考えて、常に先回りした行動をとっていました。このようなイレギュラーの時こそ、各セクションの連携が必要だと実感します。あの時は、整備作業が終了して安全確認が出来たため、欠航することなくフライトができました。遅延したことで、お客様にご迷惑をおかけしてしまいましたが、各セクションとスムーズに連携がとれ、運航ができたことで、お客様から「ありがとう」というお言葉を頂くことができました。整備士やグランドスタッフの皆さんを信頼しているからこそ、サービスに専念できるのです。私たちがスムーズに仕事ができるようサポートしてくれている間接部門のスタッフの方々にも、日々感謝しています。

グランド
スタッフD:

それはうれしいですね。

整備技術F:

現場の整備士のみんなにも伝えたい。

パイロットE:

ぜひ伝えてあげてください。飛行機の中にも操縦士や客室乗務員といった乗員同士のチームワークがありますけど、じつはスターフライヤー全体が一つのチーム。たとえば、お客様の搭乗が完了して、駐機場のブリッジから離れていく瞬間がありますよね。その時、ドアに繋がっている搭乗橋がゆっくり離れていくのがコックピットからも見えるんですけど、その端っこでグランドスタッフが手を振ってくれるわけですよ。「あぁ、自分は今、バトンを渡されたんだな」って気が引き締まります。営業も企画も経営も、みんなで繋いできたバトンです。

提案しやすいという雰囲気。

経営戦略C:

EさんとFさんはイベントでの紙飛行機大会にも参加してくださいましたよね。格納庫にお子様とご家族をお招きして、結構本格的な紙飛行機を作って、格納庫で飛ばすという…。あとはハロウィンパーティもやったし、黒い縁日なんて企画もありましたっけ。もう提灯もラムネもぜんぶ真っ黒にしたりして。そのようなイベントが多いのもスターフライヤーの特徴で、お客様のためのイベントですが、部門を越えて社員間のコミュニケーションも良くなっている気がします。そうそう、社内向けですけど、みなさん朝カフェにも参加してください!

整備技術F:

朝カフェ良いですよね!

経営戦略C:

朝カフェとは、その名の通り、朝8時頃から始業時間までの時間帯で、このカフェテリアに自由参加で集まって、新入社員から経営陣まで…とにかく各部門の社員が集まり、コミュ二ケーションを図る取り組みですよね。先日は、参加者に黒いパンケーキとコーヒーを無料で提供して、パンケーキはデコレートを自分でやるので、盛り上がりました(笑)

パイロットE:

ES(Employee Satisfaction)向上委員会の発案ですよね。

経営戦略B:

スターフライヤーは社員が提案をしやすいという雰囲気がありますよね。売上アップコンテスト…会社の収益や魅力、サービスの質を上げるためのアイデア募集をコンテスト形式でやったのですが…そういえばBさん、準グランプリおめでとうございます。

企画管理B:

いえいえ、提案したら、たまたま準グランプリだっただけですよ。

一同:

(笑)

企画管理B:

私いま「仕事と育児の両立支援プロジェクト」っていうのもさせてもらってるんです。スターフライヤーには仕事と育児を両立している社員が60名くらい…休暇中の社員を含めるともっといるんですよね。私自身も子どもが2人いて、何かできないかなって思ったのがきっかけで。もともと非公認のワーキングマザーの会は社内にあったのですが、本人の努力だけでは、やっぱり限界があるわけですよ。上司にも、経営陣にも知っておいてほしいことがあるんです。それで、会社公認のプロジェクトにさせてもらって、家庭と仕事の両立をするために、どのような制度やコミュニケーションがあったらよいか、範囲の広い取り組みを考えさせてもらってます。

グランド
スタッフD:

社内の雰囲気が変わってきてる感じはありますね。

パイロットE:

僕も育休取りましたよ。パイロットの男性の中だけ見ても、何名か育休取ってますね。

客室乗務員A:

私も客室乗務員をしながら総務人事部で採用の仕事も兼務させてもらっています。スタッフアテンダントというスターフライヤー独自の制度ですね。これから先…たとえば結婚して出産して…となった時に、地上勤務の仕事も経験しておくことで自分の可能性を広げられるのではないかと思いました。自ら手を挙げれば、希望が叶う可能性があるという環境は、すごく働きやすいと感じます。

任せる。変える。
それがスターフライヤーのDNA。

整備技術F:

たしかに、手を挙げれば任されるっていう文化はありますよね。整備技術の仕事って分業になりがちで、ギアならギア担当、翼なら翼担当。でもスターフライヤーは、希望すればいろんなところを経験させてもらえるので、短期間で幅広い知識が身に着きます。成長のスピードが早い。

グランド
スタッフD:

任されると言えば私も実感があります。日ごろ空港で勤務しておりますので、何か困っているお客様がいらっしゃったら、お声かけをしてサービスポリシーのもと、お客様に合わせたサービスを臨機応変に行うこともありますね。

整備技術F:

それは自分で判断するんですか?上司に確認して、とかじゃなく?

グランド
スタッフD:

はい。一定のルールはあるんですが、基本的にはカウンターにいる私たち、個人の判断に任されていますね。

企画管理B:

自分の役割とか働く意味とか実感しやすいですよね。もちろん、何か声を上げると反対されることだってあります。でも、実現したいっていう思いと行動する意志さえあれば、だいたいのことは大丈夫。「こうすればいいよ」って背中を押してくれる上司もいますからね。

整備技術F:

そう言えば、つい先週のことなんですけど、「成長してる姿を見ていけるのがうれしい」って上司に言われました。

客室乗務員A:

いい言葉!

整備技術F:

はい。期待に応えようって…もっと頑張ろうっていう気持ちになりましたし、僕自身も会社と一緒に成長していけるのがうれしいです。

経営戦略C:

ちゃんとやれば任せてもらえる環境はありますよね。単純明快というかシンプルというか。考えてみれば、それがこのスターフライヤーという会社のDNAみたいなものなんですよね。他のエアラインとは違う新しいことをやるんだってとこからスタートしてるんだから。それは信じて入社してきてもよいと思います。挑戦することを厭わない。いや、挑戦しないと逆にダメ。社長もよく言ってます。「変える」とか「開け」とか。変えることを恐れちゃいけないと思うし、我々自身を含めて、やっぱり変えていかなきゃダメだと思います。そこをやっていかないと、今の時代どんどん置いていかれる。

企画管理B:

うわー、それ以上のコメントはもう出そうにないので、このへんでお開きにしましょう。

一同:

お疲れ様でした!