INTERVIEW


支えられて機長になった。
だから、次は誰かを支える
存在でありたい

運航乗務員

パイロット

T さん

2016年 入社

2016 年 4 月入社のTさんは、大学で操縦を学び、幼少期からの夢だったパイロットの道を歩んできました。

埼玉県出身ながら、入社後に北九州の魅力に惹かれ、以来この地に根づいています。2020年元旦には、定年退職を迎えるベテラン機長とのラストフライトで副操縦士を務め、現在は世界中の空で親しまれるエアバスA320の機長として活躍しています。機長昇格訓練を経て成長を続けるTさんは「制服を脱ぐ日まで成長し続けたい」と語ります。

入社のきっかけ

小学生の頃から描いた夢。祖父に語り続けた「コックピットに座る自分」

パイロットになりたい、と夢を抱き始めたのは小学生の頃です。

小学校高学年になる頃には、将来はコックピットに座っていると自然に思うようになり、祖父にも「パイロットになったら乗せてあげるよ」とよく夢を語っていました。

祖父は夢を叶える前に他界しましたが、その思いは変わらず、大学では操縦を専攻し、アメリカで訓練を重ねて小型機のライセンスを取得しました。そして、スターフライヤーへの入社で長年の夢を実現しました。

スターフライヤーを選んだ理由と入社して気づいた魅力

数ある航空会社の中からスターフライヤーを選んだ 1 つ目の理由は、会社が保有する 機材のエアバスA320です。その操縦には機種ごとのライセンスが必要で、世界中で愛されているA320に乗務できるということはパイロットにとって憧れです。

2つ目の理由は、多方面からの会社の評判でした。 経験豊富な機長や地上スタッフが在籍しており、自社保有のシミュレーターがあるなど多くの面で訓練バックアップや技倆向上のための体制が整っている点に魅力を感じました。

そして、入社後に改めて感じたのは会社を創る人の良さです。和気あいあいとしていて、みんなで助け合おうという空気が当たり前のようにあります。 時に思うようにいかない場面もありますが、厳しい意見はその人を責めているのではなく、方針を創り上げていく過程の自然なものです。

そうした雰囲気が前面にあるからこそ、私も含め皆が安心して多方面に挑戦できているのだと思います。その印象は今も変わっていません。

パイロットとしての原点を考えた 2つの経験

定年退職する大ベテラン機長とのラストフライト

2020年元旦の初日の出フライトは、私にとって忘れられない一便です。定年退職を迎える大ベテラン機長のラストフライトに私は副操縦士として乗務しました。

その機長は、若い頃の私に「副操縦士は時に生意気であるべきだ」と語り、ネガティブな内容でも必要なことを伝える姿勢の大切さを教えてくれた存在です。

ラストフライト当日は特別な思いがあるのかと思えば、機長はいつも通りでした。

「私たちはお客様を安全に地上へお届けするだけ」

その背中から、仕事に向き合う覚悟と責任を学びました。その変わらぬ姿勢こそが、今も私の目標です。

人としてどうあるべきかを見つめ直した機長昇格訓練

その後に受けた機長昇格訓練は、技倆だけでなく、人として自分を見つめ直す機会にもなりました。

安全運航をすること、お客様に安心を提供することなどを考えると、訓練で成果を出すことは、ある意味当然のことです。運航において、最終責任者である機長には大きな権限が与えられます。だからこそ、人としての在り方が問われます。

お客様を乗せて会社の財産である飛行機を預かり、引退する日まで安全運航を続ける覚悟があるのか――。

機長昇格という節目は迎えましたが、常に現状に満足せず、成長する姿勢で今も日々学び続けています。この継続する力が何より大切だと思います。

今の仕事内容

毎回違う状況のなかで、運航品質を高めていく

パイロットの仕事は、お客様を安全に目的地へお届けすることです。その視点を常に忘れず、日々の運航に向き合っています。

フライトの多くは準備段階で決まると言われ、私自身もそれを実感しています。運航管理者が飛行計画を立て、整備士が適切・確実に作業を行い、 グランドスタッフや客室乗務員がお客様のお出迎えから円滑な搭乗、運航を支えます。また、これら現場のスタッフだけでなく、背景にはこれらを支える数多くの仲間が存在していることは言うまでもありません。

私たちパイロットは、各部署と連携しながら運航品質を高めています。航空業界 では「最後のバトンを渡される」と言われますが、皆が同じ方向を向き、お客様のために動いている姿が見えること。

それが、この仕事の1つのやりがいだと感じています。

パイロットは情報の中心。
優先順位をつけて判断を下す

運航においてイレギュラーが起きたときに情報の中心にいるのはパイロットです。不具合や遅延が発生すると、整備士・グランドスタッフ・客室乗務員・地上スタッフなど各部署から連絡が入り、様々な情報が集まります。

それらに優先順位をつけ、判断を下すのもパイロットの役割です。時間の制約を受ける中で出来ること、出来ないことをはっきり伝えて方針を示すようにしています。

引退された機長の姿や言葉が今の私を支えてくれているように思います。お客様の安全を最優先に考え、まず話を聞き、対話を重ねることを心がけています。

メッセージ

航空業界を目指す中で、思うようにいかず自分を責めてしまう瞬間があるかもしれません。

私自身、日々の乗務や機長昇格訓練の頃に同じ経験をしました。

しかし、それは成長し、目標に近づいている証しです。無理をし過ぎず、逃げずに一歩ずつ進んでください。

多くの支えに助けられてきたからこそ、これから仲間になる皆さんを応援し、共に成長していきたいと考えています。これから加わる皆さんと共に、制服を脱ぐ日まで成長を重ねていけたら嬉しいです。

Daily
Schedule

1日のスケジュール例

1日目

  1. 出社

    アルコール検査
    気象情報の収集等を行った後に機体へ向かい出発準備を行う。
    整備士から機体の状態について説明を受け、客室乗務員と打ち合わせを行う。

  2. 出発

    北九州空港-東京国際空港(羽田空港)

  3. 到着

    最新の気象情報の確認など次便の準備を行う。
    通常、次の便の出発時間までは40分程度と限られており、お客様の降機や次の便のお客様を迎える時間を考慮すると、10分程度で次の便の準備を行うこともしばしば。この時間に休憩する。

    同様に準備し乗務する。この日は以下を含む計3便に乗務。
    東京国際空港(羽田空港)-関西国際空港
    関西国際空港-東京国際空港(羽田空港)
    通常1日に2-4便を乗務し、その後振り返り、その日の仕事を終える。

  4. 東京 宿泊先のホテル到着

    翌日の乗務に備え自分の体調と相談しつつステイ先で過ごす。

2日目

  1. 空港までタクシー移動

  2. 出発

    前日と同様に準備し乗務する。この日は以下の3便に乗務。
    東京国際空港(羽田空港)-福岡空港
    福岡空港-東京国際空港(羽田空港)
    東京国際空港(羽田空港)-関西国際空港

  3. 大阪 宿泊先のホテル到着

3日目

  1. 出発

    ※滞在先ホテルが空港隣接の場合タクシー移動は無し。
    前日までと同様に準備し乗務する。この日は以下の4便に乗務。
    関西国際空港-東京国際空港(羽田空港)
    東京国際空港(羽田空港)-関西国際空港
    関西国際空港-東京国際空港(羽田空港)
    東京国際空港(羽田空港)-北九州空港

  2. 到着

  3. 退社

日々の疲れを癒すため、自然に触れる時間を大切にしています。九州は自然が充実しており、大自然の中でのサウナは至福の時間。

PRIVATE
TIME...

海に行くと心が洗われます。仕事とプライベートの切り替えは重要で、本業で力を発揮するための活力につながります。

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運航乗務員


パイロット

安全運航を第一に航空機を操縦し、定時性や快適性等も求めながら、お客様を目的地までお届けする業務を行う。

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