INTERVIEW


飲食、運送、そして再び空へ。
異業種経験が磨いた運航管理者の視点

運航管理者

ディスパッチャー

O さん

2013年 入社

2013年5月入社のOさんは、専門学校卒業後に他社エアラインでグランドハンドリングから航空業界のキャリアを開始。

約13年の経験を経て一度は異業種に挑戦するも、現在は地元・北九州で運航管理者として復帰。飲食・運送業で培った忍耐力とコミュニケーション力を生かし、飛行計画やダイヤ統制を担いながら、達成感も悔しさも次への糧として「仕事を愉しむ」姿勢で空の安全を支えています。

入社のきっかけ

若い頃は外に出たかった。
13年の経験を積んで、地元へ

高校卒業後、大阪の専門学校のエアポート学科に進みました。海外への短期留学経験から国際関係の仕事に興味を持ち、航空業界を目指しました。

若い頃は外に出たいという気持ちが強く、北九州を離れることに迷いはなかったです。

専門学校卒業後、関西空港でグランドハンドリングからキャリアをスタート。その後、運航支援者を経験したことが、運航管理者への道につながる転機になりました。

実はスターフライヤーが立ち上がったとき、仲間から「一緒に行かないか」と誘われたこともありました。でも当時は地元に帰るつもりもなかったので、断ることになりました。

しかし、父親の体調が悪化したことで、最終的には地元に帰ることになったのです。

飲食・運送業での3年間。航空業界が天職だと気付いた

もともと家業の運送業を継ぐために地元に帰ったのですが、ハードな仕事ということもあり、まずは友人と飲食店を始めることにしました。実家のトラック運送業を本格的に手伝うようになったのは、約1年半後のことでした。

様々な職種を経験することはプラスになると考え、全力で取り組んでいました。その中で年間24万キロを運転する業務を通じ、仕事に向き合う体力や継続力も鍛えられました。

同時に、自身が本当に情熱を注ぎたい分野は航空業界だという想いが、次第に明確になっていきました。親にも「あなたはそっちのほうが似合っている」と背中を押され、航空業界が自分の天職だったのだと確信しました。

地元に航空会社があることは、とても恵まれた環境です。地元に根ざしながら航空業界に貢献できることに大きな魅力を感じ、入社を決意しました。

今の仕事内容

悪天候や機材故障――複数のシナリオを組み立てる飛行計画という仕事

現在は運航管理者として、飛行高度や燃料、飛行ルートを検討し、パイロットに提供する飛行計画を作成しています。

重要なのは、悪天候や機材故障などあらゆる事態を想定し、常に複数のシナリオを描くことです。イレギュラー発生時には航空無線を通じてパイロットや関係各所と連携し、判断を下します。

難しい状況ほど自分の役割を前向きに捉え、計画どおり安全に着陸できた瞬間に、この仕事のやりがいを強く感じています。

予想が外れたときは悔しい。でもそれが次につながる

もちろん、予想どおりにいかないこともあります。天候の変化が自分の予想と違ったときなどは、正直悔しいです。でも、うまくいかなかったことは仲間と共有して、次につなげることが大切だと思っています。

「ここは良かったよね」「次はこうトライしたいよね」

そう話し合えることにも満足感のようなものがあって、やっていて楽しいと思えています。むしろ、そういった部分がなければ、この責任の重い仕事はやっていけないと思います。「仕事を愉しむ」ということは、いつも私が大切にしていることです。

管理職として大切にしていること

飲食・運送業で学んだ、人とのかかわり方

現在、管理職として働くなかで、異業種での経験が本当に活きていると感じます。

飲食店では、大学生のアルバイトなど若い世代と接しました。「彼らは何を求めているんだろう」と考えながらコミュニケーションを取ることで、若い世代との接し方が身についたんです。

運送業では、自分より年配のドライバーたちと一緒に働きました。幅広い世代と付き合うなかで、人とのかかわり方の幅が大きく広がりました。そして何より、現場の声を聞くことの大切さを学びました。経営陣や管理職が体制を整えていても、現場が回らなければ意味がありません。

現場で働く人たちの意見を吸い上げることを、いつも大切にしています。

褒める文化と言い合える関係を大切に

現在、課内で意識しているのは褒めること、そして注意し合える環境をつくることです。

できて当たり前といって相手を評価しない、言いにくいからと意見しない状態は、チームワークやコミュニケーションの低下につながると考えています。

特に、話しやすい雰囲気づくりは常に意識しています。少しでも言いにくいと感じてしまったら、せっかくの気付きが埋もれてしまうことになりかねません。

メッセージ

飲食業や運送業など、異業種で培った経験を持つ人は航空業界では決して多くありませんが、だからこそ自分ならではの強みだと感じています。

今後はその経験を若手に伝え、運航管理者という仕事の面白さややりがい、責任の重さを共有していきたいと考えています。風通しの良い環境の中で、若い世代とともに自由な発想で航空業界の未来を創っていきたい方に、ぜひ仲間になっていただきたいです。

Daily
Schedule

1日のスケジュール例

  1. 出社

    早番帯からの引継ぎを受け運航便のフライトウォッチを開始。
    天候等最新の状況を確認し、必要に応じてフライトプランの変更を実施。
    2名体制でフライトウォッチを実施中、社内規程改訂や業務改善作業を実施。

  2. 休憩

    遅番2名体制で実施しており、DUTY内容をもう1名の運航管理者へ引継ぎを行い
    1時間の休憩。※天候やイレギュラーの状況次第で変更の可能性あり。

  3. 休憩終了後、再度引継ぎを行いDUTY業務へ

    引き続きフライトウォッチを開始。
    最新の天候等を確認し必要に応じ適宜フライトプランの変更業務を実施。
    明日の天候状況や機材状況を確認し引継ぎを作成。
    ※台風、大雪など今後予想される場合は、各気象DATAを収集し対策会議資料等を作成。

  4. 退社

    もう一名の運航管理者へ引継ぎを実施し業務終了。
    今後の天候状況やイレギュラー状況次第では残業対応。

月一の会社野球部の練習。他部署のみんなと楽しくできるのが毎回楽しみな行事の一つです。

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年に一度の家族サービス。
親孝行を毎年弟と楽しみにしています!

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運航管理者


ディスパッチャー

機材や天候情報など、運航に必要な情報を把握し、安全で効率的に、定時性の向上や快適な運航ができるように飛行計画を作成する業務を行う。

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